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記念艦「三笠」デマンド監視装置工事竣工

平成29年3月、記念艦「三笠」のデマンド監視装置工事を竣工しました。
当工事は、公益財団法人三笠保存会様からの依頼により、平成28年12月に調査開始し、艦内の必要電力と目標値についてのヒヤリングを踏まえ、工事着工に至りました。
今回は、記念艦「三笠」の専務理事 中塚久雄様にご協力いただき、導入のきっかけや今後の期待などをインタビューさせていただきました。

道路復旧工事を竣工しました。

デマンド監視装置導入のきっかけ

導入のきっかけは、公益財団法人として、我々にでき得る省エネに日々取り組んでいるところですが、展示物のIT化と来場者数の増加に伴い、電力利用の最適化・電力の見える化等により、効率の良い電力管理をする必要がありました。

これまでも使用電力の管理機器を導入していましたが、部分的なもので、施設全体の電力管理はできていませんでした。

当艦は、世界三大記念艦の一つであり、その役割としてパネルや模型等を使った展示を行っています。最近は、AR技術の導入等、わかりやすく映像化した展示の導入を行っているところですので、電力利用は増加傾向にあります。

また、「三笠」は戦艦ですので、そもそも快適性などは考慮されていません。艦内には厚さ35cmの鉄で出来た壁もあります。みなさまに快適に観覧していただき、最適な電力管理を行いたいと思っています。

今後の課題・期待している事

ご来艦くださるみなさまに快適にお過ごしいただくため、必要な電力を確保しつつ、より細かな電力管理ができることを期待しています。
また、電力の見える化により、効率のよい電力管理に取り組む意識付けになるものと思います。
「快適さ」とのバランスをいかにコントロールしていくかが今後の課題です。

今回導入したデマンド監視装置は「電気の見える化」により、電気の消費量をリアルタイムで確認する事ができます。
モニターの表示がわかりやすく、過去のデータとの比較もできるため、効率良く「監視・管理・改善」が続けられる事を期待しています。


自己紹介・ご挨拶

世界三大記念艦「三笠」
公益財団法人 三笠保存会
専務理事 事務局長 中塚 久雄

海上自衛隊にて艦長の経歴もあることから、三笠に乗艦した先輩方の思いを後世に伝えたいと思っています。

最近ではゲーム等の影響もあってか、戦艦・軍艦に興味を持つ若い方が増え、平成27年度、28年度と2年連続で25万人の来艦者をお迎えしました。

公益財団法人三笠保存会は、国の委託を受け、日露戦争に勝利し独立を守った誇りの象徴として保存された記念艦「三笠」を適切に管理するとともに、展観態勢の一層の充実を図り、明治の先達の気概と比類のない献身について多くの人々に語り継ぐため、日々努力いたしております。

世界三大記念艦「三笠」ホームページ
http://www.kinenkan-mikasa.or.jp/

デマンド監視・電力見える化製品 デマンドエース 東光高岳製
https://www.tktk.co.jp/product/other/security/#tabpanel02

記念艦「三笠」を見学して

デマンド監視装置に関するお話をうかがった際、中塚久雄様に丁寧に記念艦「三笠」の案内をしていただきました。

京急本線の横須賀中央駅から、徒歩で10分程度の場所にある、三笠公園の中に記念艦「三笠」はあります。
公園に足を踏み入れると、中央に立っているのが「東郷平八郎」の銅像。
その後ろには皇居に艦首を向け「三笠」が圧倒的な存在感で蘇っています。

船体は胴体の部分は当時のもので、上部の多くは復元されたものとの事ですが、デッキ部分の床(チーク材)などは当時のものが残っている部分があります。
当時の機材が復元されており、無線電信室・砲室・操舵室等が展示されています。

ブリッジに上がると、今は横須賀や遠く千葉が望めますが、当時は敵の戦艦を発見し戦闘の指揮が行われた重要な場所です。当時の緊迫した雰囲気が伝わってくる気がしました。

船内では貴重な当時のものを見ることができます。
また、最新のタッチパネルを使ったディスプレイで色々な事を知ることもできました。

戦艦「三笠」の歴史を感じる事ができました。